みみの会 on Line

出版・メディア関係者の勉強&情報交換の場、「みみの会」です。93年3月より、26年間(100回以上)にわたって活動しています。

「裸になれないサル」〜文化としての装い〜

職場や学校の親しい人との別れも近づく3月。そんな涙もろくなりそうな場面に追い討ちをかける花粉症。多難な季節(?)ですが、いかがお過ごしでしょうか。みなさんこんばんは。3月のみみの会の案内をお送りします。今回のみみの会は、文化人類学者の西江雅之さんをお迎えして、"着る"という行為についてお話を伺いたいと思います。

ヒトは"本当に"裸になれるのでしょうか?地球上のどこかに、"裸"で暮らす民族はいるのでしょうか?
私達が普段、当たり前のように行っている"着る"という行為。その"当たり前"が、西江先生の手にかかると、ちょっと揺らぎます。揺らいでできた隙間から、今度は見たことのない世界が見えてきます。あなたの目からウロコの落ちるお話です。

西江雅之(にしえ・まさゆき)プロフィール
文化人類学言語学専攻。早稲田大学大学院芸術学修士修了。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学(UCLA)大学院で学ぶ。東京外語大学東京大学早稲田大学東京芸術大学などで教壇に立った。主な研究領域はコミュニケーション理論。主な調査地は東アフリカ、カリブ海域、インド洋諸島、琉球諸島。日本におけるアフリカ諸語、ピジンクレオル諸語研究の先駆的研究をなす。現代音楽、現代美術の分野での活躍も多く、専門書のほか、『花のある遠景』(せりか書房他)、文化人類学講義と題した吉行淳之介との対談集『サルの檻・ヒトの檻』(朝日出版社)、多田道太郎らとの共著『着る』(平凡社)、平野威馬雄との対談集『貴人のティータイム』(リブロポート)、半生記『ヒトかサルかと問われても』(読売新聞社/『わたしは猫になりたかった』と改題して新潮OH!文庫で再販)他多数。また、エッセイが多くの高等学校国語教科書に採用されている。


日 時:3月5日(月)【午後7時−9時】
会 場:東京都しごとセンター 5F 第2セミナー室
URL:http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php
会 費: 1000円
交 通:▽飯田橋駅から:JR中央線「東口」より徒歩7分
都営地下鉄大江戸線東京メトロ有楽町線南北線「A2出口」より徒歩7分 東京メトロ東西線「A5出口」より徒歩6分
水道橋駅から:JR中央線「西口」より徒歩8分
九段下駅から:東京メトロ東西線「7番出口」より徒歩8分 東京メトロ半蔵門線都営地下鉄新宿線「3番出口」より徒歩10分

会終了後、懇親会を行います。どうぞご参加ください。

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