「裸になれないサル」〜文化としての装い〜
職場や学校の親しい人との別れも近づく3月。そんな涙もろくなりそうな場面に追い討ちをかける花粉症。多難な季節(?)ですが、いかがお過ごしでしょうか。みなさんこんばんは。3月のみみの会の案内をお送りします。今回のみみの会は、文化人類学者の西江雅之さんをお迎えして、"着る"という行為についてお話を伺いたいと思います。
ヒトは"本当に"裸になれるのでしょうか?地球上のどこかに、"裸"で暮らす民族はいるのでしょうか?
私達が普段、当たり前のように行っている"着る"という行為。その"当たり前"が、西江先生の手にかかると、ちょっと揺らぎます。揺らいでできた隙間から、今度は見たことのない世界が見えてきます。あなたの目からウロコの落ちるお話です。
西江雅之(にしえ・まさゆき)プロフィール
文化人類学・言語学専攻。早稲田大学大学院芸術学修士修了。フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学(UCLA)大学院で学ぶ。東京外語大学、東京大学、早稲田大学、東京芸術大学などで教壇に立った。主な研究領域はコミュニケーション理論。主な調査地は東アフリカ、カリブ海域、インド洋諸島、琉球諸島。日本におけるアフリカ諸語、ピジン・クレオル諸語研究の先駆的研究をなす。現代音楽、現代美術の分野での活躍も多く、専門書のほか、『花のある遠景』(せりか書房他)、文化人類学講義と題した吉行淳之介との対談集『サルの檻・ヒトの檻』(朝日出版社)、多田道太郎らとの共著『着る』(平凡社)、平野威馬雄との対談集『貴人のティータイム』(リブロポート)、半生記『ヒトかサルかと問われても』(読売新聞社/『わたしは猫になりたかった』と改題して新潮OH!文庫で再販)他多数。また、エッセイが多くの高等学校国語教科書に採用されている。
日 時:3月5日(月)【午後7時−9時】
会 場:東京都しごとセンター 5F 第2セミナー室
URL:http://www.tokyoshigoto.jp/traffic.php
会 費: 1000円
交 通:▽飯田橋駅から:JR中央線「東口」より徒歩7分
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ有楽町線・南北線「A2出口」より徒歩7分 東京メトロ東西線「A5出口」より徒歩6分
▽水道橋駅から:JR中央線「西口」より徒歩8分
▽九段下駅から:東京メトロ東西線「7番出口」より徒歩8分 東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線「3番出口」より徒歩10分
会終了後、懇親会を行います。どうぞご参加ください。
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みみの会は、出版関係者を中心とした勉強/交流の会です。
出版関係者でなくても、どなたでも参加できます。
この案内の転送も歓迎します。
お問い合わせは: はる書房 さくま Tel/03-3293-8549
メール: miminokai@yahoo.co.jp
みみの会ブログ: http://d.hatena.ne.jp/miminokai/
みみの会とは: http://d.hatena.ne.jp/miminokai/about
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